2つの価値観がある。ひとつは「豊かに暮らす」こと、もうひとつは「幸せに暮らす」ことだ。
「豊かに暮らす」とは、税金が上がる一方で年金はカットされる可能性が大きいこれからの時代、友だちづきあいや趣味などは切り捨てても、“人生の最期”までリッチな暮らしをしたいという方向性である。
「幸せに暮らす」とは、お金に振り回されるのではなく、人生の価値観を「豊かさ」から「幸せ」に切り替えていくことにより、亡くなるまで有意義な日々を送ろうという発想だ。そこからは「健康」「家族」「生きがい」「社会貢献」など、お金を使わずとも精神的な「幸せ」を感じられるわけだ。