終活とは、単なる終い(しまい)支度ではなく、限られた時間をいかに自分らしく生きるか、そのためにどんな目標を持つかが本来の目的だと思うんです。つまり、「生きるための活動」なのだと。
 だから、手続きや片付けを行うと同時に、よりよく生きるために何をすべきかを考えるようになりました。
 今日あった良かったことを日記につけて、一日の終わりを幸せで締めるようにしています。朝は、起きたら大きな声で笑って一日を始める。こういう日々の積み重ねが、終活になるのではないでしょうか。
 今後どう生きたいかを考えると、残りの人生が楽しくなりますね。
早めに、元気なうちに終活を始められたのが良かったと思っています。人生のリスタートを楽しく切れて、その上、ちょっと誰かのためにもなる。そう思うと前向きな力が生まれます。
人は誰もみな必ず死ぬのですから、家族や周りのために、そして何よりも自分の人生のために終活はした方がいいと思います。