現在も結婚をしない適齢期の男女が話題になりますが、生涯独身者がそのまま高齢者になるケース、離婚してシングルに戻るケース、死別で一人になるケースなど、単身で暮らす老人は年々増加・・2035年には46都道府県の高齢者の3割が独居老人になるとされており、最もその割合が多い東京都では、実に高齢者の44%が独居老人となる・・
一人で終活を考える場合、「揉めない」という点においては、多少不安は和らぎます。しかし、頼れる親族がいない場合、終活を「誰かにお願いできる」という安心感はありません。
私も現在は独身です。子どももいません。以前、尿路結石で入院・手術をするときに保証人がいなくて、とても困りました。そのときは親友に保証人と付き添いをお願いしたのですが、手術一つとっても、親族がいない場合は困るという事実を、経験して初めて知るのです。