「都内在住の50代男性Aさんは、85歳の父親が認知症と診断され、介護費用に充てるために父親の口座から現金を引き出そうとした。銀行窓口で事情を説明し、「どのような手続きをすればいいか」と尋ねたところ、「預金はおろせない」と門前払いにされたという」
「窮状に陥らないために、預貯金や不動産の管理、そして相続、生活、医療などについて親が認知症になる前に手を打っておきたい手続きはたくさんある。
「親の介護にかかるお金は親のお金を使うのが原則です。まずは『代理人カード』で銀行口座の凍結に備えるのが基本です」」
▪親子で早めに話し合っておきたい「認知症に備える手続き」一覧