スマホやパソコン、各種アカウントなどは、セキュリティの観点からパスワードがかけられていることがほとんどです。そのため、遺族がデジタル遺品を見つけても、パスワードが分からず、情報にアクセスできないという点が問題になっています。また、生体認証を設定していると本人しかロックを開くことができません。自分が亡くなった後に家族にデジタル遺品を整理してほしいと考えていても、ロックを解除することができなければ家族は対応することができないのです。